東京スター銀行の評判を格付けから判断してみる

 東京スター銀行評判を知る上で、格付会社のデータを見てみるのは、非常に参考になる・・・というよりは必須かもしれません。


私も含め、実際に東京スター銀行を利用したことのある人が語る評判も信用できますが、限界もあります。私達が評判を語ることができるのは、東京スター銀行の接客や問い合わせ等への対応など、ヒューマンな側面に関するものがほとんどです。


しかし、それは例えば支店によって、もっと言えば東京スター銀行に勤める従業員一人一人によって、異なる評判が生じる可能性が非常に高いわけです。


良い接客をされたと感じれば良い評価を下すでしょうし、嫌な対応をされれば評判は悪くなります。これは致し方ない現象と言えます。


それに比べて、格付会社のデータというのは、数字に基づいて弾き出された側面が強い。もちろんそこにも人間の予想・評価という面はありますが、客観性は個人の体験談よりも数段上でしょう。


体験談による、東京スター銀行のヒューマン由来の評判と、格付会社による数字由来の評判。この2つを合わせて、総合的に東京スター銀行の評判を検証していくのが、一番妥当な方法でしょう。


さて、では肝心の格付けですが、これが・・・微妙なんです。


何が微妙かと言うと、東京スター銀行は現在、とあるファンド会社の完全子会社となっていて、上場廃止となっています。そのため、格付けの対象から外れている場合がほとんどなのです。格付けというのは、基本、投資家のためのものです。ある会社に投資するか否かの判断材料を提供するのが、格付け会社の役目なのです。


本来はもっと広く、その会社の顧客や消費者サイドに、契約や購入の判断材料を差し出すべきだとは思いますが・・・。


それはさておき、私が調べた限り、東京スター銀行の格付けを所持しているのは、JRC(日本格付研究所)だけでした。東京スター銀行の評判を調べるという目的を考えると、同じく「おまとめローン」「一本化ローン」に力を入れている銀行と比較した方が良いと思うので、今回は関西アーバン銀行オリックス信託銀行を取り上げてみました。


JRC(日本格付研究所)

東京スター銀行
優先債 : A-
劣後債 : BBB+

関西アーバン銀行
優先債 : A-
劣後債 : BBB+


スタンダード&プアーズ

オリックス信託銀行
  発行体格付け : A-
  銀行基礎信用力格付け : B


・・・結果も微妙ですね。3行すべてが、ほぼ同じような実力ということになりそうです。みずほや三井住友、東京三菱などのメガバンクがトップで、その下という感じですね。そもそも、100年に1度と言われる、昨今の世界同時不況でどの銀行もかなり疲弊しきっているので、同じような結果になっているのかもしれません。


ともあれ、東京スター銀行評判という観点で見れば、まあ問題ない経営状態と言えるのではないでしょうか。東京スター銀行の場合、上場廃止に象徴されるようなモラルのない株主の横暴こそが最大のリスクなのかもしれません。これはまた別の記事でお話します。

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