東京スター銀行の評判 決算書解読編(1)

東京スター銀行評判は、人の主観に基づくものが多いですが、ここでは決算書のデータに基づいて、なるべく客観的に東京スター銀行の評判を探ってみようと思います。


さて、たいていの銀行はホームページ上で決算情報を公開しています。東京スター銀行も同様です。東京スター銀行のサイトで・・・「トップ」→「会社情報・IR情報」→「財務情報」とリンクを辿れば、PEFファイル形式の決算書を閲覧することができます。

・・・銀行の決算書を見るのが初めての人がほとんどだと思いますが、東京スター銀行評判を調べるという目的であれば、以下のような点に絞って決算書を見ていくと良いでしょう。


東京スター銀行の経営の健全性を見るなら


1.自己資本比率

この値は高いほうが自分のお金を元に、安定的な経営ができますから、東京スター銀行が評判の良い銀行となる指標となります。目安としては、8%以上。 これが4%をきってしまうようだと、「早期是正措置」という行政処分を受けます。評判ウンヌン以前の問題ですね。ちなみに、2002年3月の全国の銀行の平均は、8.97%でした。


2.不良債権引当率

これも値が高いほど良いです。これは、例えば東京スター銀行がある会社に融資したとします。しかし返済が滞り、不良債権化。なおかつ倒産して、貸したお金が回収できなくなった・・・。そんな時などに、どのくらいその損を穴埋めできるお金があるのかを示す指標です。

不良債権が1000万円あったとします。 これに対して、穴埋めできるお金が800万円だったとします。 すると、不良債権引当率は80%となります。

3.不良債権比率

これは逆に低いほど良い指標です。 東京スター銀行の全部の貸出金に対して、どのくらい不良債権があるかを示します。当然、銀行にとって不良債権は少ないほうがいいに決まってます。 ちなみに、2002年9月の全国の銀行の平均は、8.1%だそうです。

4.有価証券含み益

プラスならOKで、マイナスはNGです。 ・・・まあ、今の株価の状況からすれば、ほとんど含み益はなく、マイナスに陥っている銀行も多いでしょう。ちなみに、国債など、扱っている証券が堅実なものだと、当然含み益は小さくなりますから、仮にプラス幅が小さくても一概に悪いとは言えません。

東京スター銀行の収益力を知りたいなら


1.業務純益


銀行の本業での儲けを示すものです。ただ、実際は銀行の規模によって、数値が異なってきますから、銀行間を比較して評判を知ろうとするなら、業務純益を総資産で割ったもので比較すると良いでしょう。 これは「ROA(総資産利益率)」といいます。 数式で示すと、ROA(総資産利益率=業務純益÷総資産×100)。そんなに難しい計算じゃないですよね?


東京スター銀行はじめ各行は、このROAの極大化を常に考えています。 もちろん、その柱は融資。東京スター銀行なら、おまとめローン「バンクベスト」や、預金連動型住宅ローン「スターローン」などの融資額を増やすことですね。


この値がどんどん増えていっているようなら、東京スター銀行の評判は上々、と判断して良いはずです。

2.粗利経費率


これも難しい計算ではありません。「営業経費÷粗利益×100」です。この値が低いほど、ムダの少ない効率的な経営をしていると判断できます。


もっと簡単に企業の評判知るには、本当は株価の傾向を見れば一目瞭然なのですが、東京スター銀行は今では上場廃止になっているので、この方法を使えないですね。上場廃止についてはまた別の記事で触れます。

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